コレクション: sous le manteau

【sous le manteauの世界】極上のひととき
sous le manteauは、古代に記された本物の媚薬のレシピを、時代を超えた製品と体験に変換するという野望を持って、オリビア・ブランズブールによって設立されたラグジュアリーブランドです。「sous le manteau」と言う言葉は17世紀に文学の世界に登場したフランス語の表現で、放縦で物議を醸す性質のために「コートの下」で密かに流通する禁止された作品や物のことを指します。コートは隠蔽の比喩です。香水が寺院や神々の秘儀から生まれていた時代には、熱狂と情熱を呼び起こす魔法のようなポーションがありました。何世紀にもわたり、これらのレシピは「コートの下」で密かに伝えられてきたのです。錬金術師や魔術師、修道院、薬局の魔道書はその痕跡を残しているのです。
アートとフレグランスに情熱を注ぐオリビア・ブランズブールによって見出されたsous le manteauは、これらの魔法のエッセンスを蘇らせます。そして、著名な調香師ナタリー・ファイスタウアーによって古代のエリクサーは現代の感性に合うように再解釈され、瞬間の情熱を解き放ち、人間の感情の奥底を明らかにするために蘇りました。私たちのインスピレーションは、私たちの存在を決定づける瞬間、つまり、情熱を抱き、欲望を呼び覚まし、感覚を揺さぶる瞬間にあるのです。その瞬間は、神聖で未知なる真実、秘密、そして夢を映し出します。sous le manteauのフレグランスレシピは、私たちの感情や変容の歴史の新しい章となります。6種のエリクサーは魅惑的な夢と極上のひとときへの招待状です。
(受賞歴)
新人賞 2020年 受賞/フレグランス ファウンデーションUK
インディーズ オブ ザ イヤー 2022年 ファイナリスト/フレグランス ファウンデーションUSA

【Olivia Bransbourg/オリビア・ブランズブール】創設者兼アーティスティック ディレクター
ソルボンヌ大学で美術史の学位を取得した後、ドイツ、フランス、イギリスで、美術館や大手ギャラリー、アーティストに数年間管理職として勤務していました。2006年にパリで自身の雑誌『Iconofly』(発行部数4万部)を創刊した後、芸術と香りのユニークなプロジェクトを想像し始め、Christie’s(クリスティーズ)、Café de Flore(カフェ ド フロール)、the Bon Marché,(ボン マルシェ)、Artcurial(アールキュリアル)、Printemps(プランタン)などで展覧会を開催します。2009年に初の香水ブランド『Attache-Moi』を立ち上げ、NYに移住し、2012年から2015年まで高砂のニューヨーク支店のクリエーションスタジオのディレクターを務めます。2016年、古代のレシピが掲載された19世紀の薬学書を偶然発見します・・・。そして、sous le manteauが誕生しました。その後、ニューヨーク(ピエールホテル、2017年に6週間)、マディソンアベニュー(2018年に2週間)、パリ(2019年夏にモンマルトルのギャラリーで)で独自のポップアップストアを成功させています。
2022年夏、sous le manteauは、パリのAZ Factory(Richemont Group)のポップアップで、創業者Alber Elbaz(アルベール エルバス/1961-2021)の理想に共鳴するユニークなデザイナー達とともに紹介された、唯一のフレグランスブランドです。

【Nathalie Feisthauer/ナタリー・ファイスタウアー】調香師
名門ルール調香スクール(現ジボダンパフューマリースクール)を卒業後、30年近く業界最大手グループ(ジボダン、シムライズ)で働き、2014年に独立(LABscent)。彼女の作品集には、Eau des Merveilles(Hermès)、Must for Men(Cartier)、Putain des Palaces (Etat Libre d'Orange)、several Comme Des Garçons or Pelargonium(Aedes de Venustas)などのクリエーションが含まれます。彼女の作品は、フレグランス財団からいくつものFIFI賞(Fragrance Foundation Awards)を受賞しています。