コレクション: INDULT PARIS

《INDULT PARIS/インダルト パリ》は2006年フランシス・クルジャンの調⾹による彼⾃⾝が⼿がけた最初のブランドです。⾹⽔とは「纏う芸術作品」であるという彼の信念の元に作られました。4つの代表的な作品は妥協しない彼の感性で選ばれた⾹料を使⽤し丁寧に作られ、それぞれの作品は当初999本限定で販売されました。しかし瞬く間にニッチ市場から消えかけた頃、INDULT PARISの⾹りの魔法に魅了された、とある愛好家はクルジャン⾃⾝が語った「masterpieces(最⾼傑作)」が市場から消えてしまう事を⾮常に残念に思い、⾃⾝がブランドのオーナーになると名乗りをあげ、今⽇のインダルトパリの販売に繋がっています。⾹った瞬間つい笑みがこぼれてしまう、時代を超越した「最⾼傑作」をどうぞ⼀度ご堪能ください。

【Francis Kurkdjian/フランシス・クルジャン】
フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)は、現代を代表する多作で⾼く評価されている調⾹師の⼀⼈です。ISIPCA⾹⽔学校を卒業し、ジャン=ポール・ゴルチエの「ル・マル」を⼿がけたことで、フランシスのキャリアにおける最初の⼤成功を収めました。当時25歳という若さでの偉業は、調⾹界では珍しい功績だった。彼の秘密はシンプルです:「⾃分でトレンドを作り出すこと」。2001年、フランシスは⾮常に権威のあるフランソワ・コティ調⾹師賞を受賞しました。彼が2009年にメゾン・フランシス・クルジャンを創設する前に、Indultの創設者であり、同ブランドの調⾹師であったことはあまり知られていません。彼は、Indultの最初の4つの⾹り、Tihota、Manakara、Rêve en Cuir、Isvarayaを⼿がけました。フランシスは、独⽴した調⾹師としての最初の作品に多⼤な愛着を持っており、その中に彼の驚異的な才能と最⾼級の原料を惜しみなく注ぎ込みました。フランシス・クルジャンは、現代のパフューマー(調⾹師)の中でも最も評価されている⼀⼈であり、彼の功績は多岐にわたります。 彼の⾰新的なアプローチと洗練された⾹り作りは、⾹⽔業界に⼤きな影響を与えました。以下は彼の主な功績です。

1. 伝説的な⾹⽔「ル・マル」の創作(1995年)
クルジャンが最初に世界的な注⽬を集めたのは、ジャン=ポール・ゴルチエの「ル・マル(Le Male)」の調⾹です。この⾹⽔は、瞬く間にベストセラーとなり、1990年代を代表する⾹りとして今も愛されています。
2. ⾃⾝の⾹⽔ブランド「メゾン フランシス クルジャン」の設⽴(2009年)
2009年に⾃⾝のブランド「Maison Francis Kurkdjian」を設⽴。そこで彼は、芸術的かつ独創的な⾹りを展開し、エレガントでありながら⾰新的な⾹⽔を⽣み出し続けています。このブランドは、洗練された⾼級⾹⽔の象徴となりました。
3. ディオールやエリザベス・アーデンなど有名ブランドとのコラボ
クルジャンは、ディオール(Dior)、エリザベス・アーデン、ナルシソ・ロドリゲスなど、数多くの著名なブランドのために⾹⽔を作成しており、数多くのヒット作品を世に送り出しています。
4. クリエイティブなフレグランスアートの展開
クルジャンは、単に商業的な⾹⽔を作るだけでなく、⾹りそのものをアートとして捉え、インスタレーションやパフォーマンスを通じて表現することにも積極的です。例えば、パリのヴェルサイユ宮殿で「⾹りのオーケストラ」を披露するなど、⾹りと芸術を融合させる新しい試みを続けています。
5. ディオールのクリエイティブ・ディレクターへの就任(2021年)
2021年、彼はディオールのフレグランス部⾨のクリエイティブ・ディレクターに任命され、ディオールの伝統を尊重しながら、現代的で斬新な⾹りを⽣み出す役割を担っています。フランシス・クルジャンは、現代のパフューマリーにおける⾰新者であり、彼の⾹りは、感覚的で記憶に残る体験を提供し続けています。

(主な受賞歴)
フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)は、数々の⾰新的な⾹⽔を⽣み出し、⾹⽔業界で⾼く評価されており、その功績に対して多くの受賞歴を誇ります。彼の受賞歴の中で特に注⽬すべきものをいくつか挙げます。
1. フランス芸術⽂化勲章シュヴァリエ(2008年)
フランス政府から授与されたこの勲章は、芸術や⽂化の分野で特に顕著な功績をあげた⼈物に贈られるものです。フランシス・クルジャンは、⾹⽔を芸術として昇華させた彼の功績が評価され、この栄誉を受けました。
2. フランス⽂化省の芸術⽂化勲章(Chevalier des Arts et des Lettres)
これは、⽂化の促進に貢献したアーティストに贈られる勲章で、クルジャンの⾹⽔業界への貢献が認められた結果です。
3. 「FIFIアワード」受賞
「⾹⽔のオスカー」とも呼ばれるFIFI アワードでは、クルジャンは何度もその優れた作品が評価されました。特に彼の⾹⽔「Jean Paul Gaultier/Le Male」は、これまでの数々のFIFIアワードで賞を受けています。FIFI アワードは、世界中の優れた⾹⽔作品を称える最も権威ある賞の⼀つです。
4. Cosmetic Executive Women(CEW)アワード
美容業界のプロフェッショナルが選ぶこのアワードでも、クルジャンの⾹⽔作品はたびたび受賞しています。彼の⾰新的なフレグランスが、美容業界内でも⾼く評価されている証です。
5. 国際的な⾹⽔フェスティバルでの栄誉
クルジャンは、パリやモナコなどで開催される国際的な⾹⽔フェスティバルでも幾度となく栄誉を授かっています。 彼のフレグランスの独⾃性と芸術性が、こうしたイベントで常に注⽬を集めています。これらの賞は、彼のキャリアの中でのほんの⼀部であり、フランシス・クルジャンの名声をさらに⾼める要因となっています。彼はその⾰新性と創造⼒により、今後もさらなる受賞を続けることが期待されています。