コレクション: ELLA K PARFUMS

ELLA K のテーマは旅。旅やポエムによって新たな世界を発見する。
クリエーターのソニアがこれまで旅してきた、世界の地。それぞれのストーリーを通して、彼女が主役として生きている人生の折々の感動を香りに表現している。
「私の仕事は常に人々の無意識に語りかけること。彼らの好奇心を目覚めさせ、旅に誘う。やがて彼らはひとりで旅立つ。私の語りかけを憶えていて、自分たちで旅の発見をする。私の香水はまさに目的地。誰もが望めば自由にさまようことが出来る場所。何も押し付けはしない、ただ提示するだけ」

(SONIA CONSTANT/ソニア・コンスタン)
大手香料会社ジボダンのシニア調香師。
ソニアは数々の有名ブランド香水の創作に携わりながら、自身のブランドELLA K を2017年12月に立ち上げパリの中心地パレ・ロワイヤルにブティックをオープン。
ELLA K について、ソニアはよりパーソナルなストーリーを考えた。彼女はめまぐるしい現代生活のペースを受けつけない。旅をしながら、古い船の中で、クラシックなピアノが奏でるドビュッシーのプレリュードを聴く方が、よほど楽しいと言う。
旅を終えてパリに戻ると、自由に歩いた旅の思い出が心によみがえり、彼女を導く。新鮮な空気、新しい始まり、あふれる感情が心を満たして、香水が生まれる。それは旅のエッセンスとフランス香水の匠が掛け合ってつくられる詩。

(ブランド名の由来)
ブランドのコンセプトは1920年~1930年に活躍した女性冒険家やオリンピアンたちへの称賛。
ELLA K は、情熱的で大胆自由、しきたりを恐れず、偏見に立ち向かい、未知の世界へ突き進むすべての女性への称賛である。
ELLA K にインスピレーションを与えた女性はたくさんいるが、いずれも冒険心ゆたかで大胆不敵で恐れを知らなかった。ブランド名は女性冒険家、Ella Maillartの“ELLA”とソニアの母方の祖父Kuceaの“K”を合わせてELLA K とした。

(トンボのロゴ)
アジアに深く魅せられ、ブランドのロゴにはトンボが使われている。
あらゆる側面をもつアジア大陸はインスピレーションの宝庫。作品それぞれにデリケートさ、繊細さ、優しさを吹き込んでくれる。
ロゴマークをトンボにしたのは、日の昇る国、日本への敬意のしるし。トンボは勇気と勝利の象徴。

(ELLA K PARFUMSを表現するアーティストたち)
・中田仙次郎:イラストレーター。1979年生まれ。江戸絵画、明治錦絵、大正・昭和の商品デザインに影響を受け、国内外ギャラリーでの展示会・テレビ番組へ作品提供を中心に活動中。全てのフレグランスには、ソニアとオリヴィエが京都で心奪われた日本人イラストレーター、中田仙次郎のイラストが添えられている。

・Stern(スターン)社:1836年創立のStern(スターン)社は200年以上もパリや世界の高級品のエングレービング(版画の凹版技法)を手掛けてきた。