BYZANTINE AMBER

【BYZANTINE AMBER/ビザンティン アンバー】
アコード：アンバー、レザー、アニマリック
ムード：ドラマティック、ヒプノティック(催眠、魅惑)、シアトリカル(劇場的)
ノート：ベルガモット、シナモン、ゼラニウム、ベンゾイン、ラブダナム、フランキンセンス、レザー、スティラックス、アンバーグリス

ダークで不明瞭、ゴールドにきらめき、ドラマチックで退廃的：ビザンティン アンバーは、フランチェスカビアンキによるアンバーアコードの解釈です。シナモンと果肉感のあるゼラニウムのオープニングから、ダーク、アニマル、ミネラルのファセットを持つアンバーベースへと展開していきます。ビザンティン アンバーは、リバティーン ネロリ、アンスポークン ムスクとともに、メゾンのスタイルに従って再解釈された、美しい香水原料に特化したシリーズを構成する第3のフレグランスです。

ビザンティン アンバーは、栄華の終幕にある偉大な文明のように、激しく退廃的な香りです。ギュスターヴ・モローの「サロメ」は、この嗅覚作品の華麗さとドラマをイメージで呼び起こすことができる絵画です。
ラヴェンナのようなビザンティン文明の美しいモザイク画には、黄金に輝く一方で時間の経過とともに磨耗してしまうという不完全な側面を持ったテッセラ(モザイク製作で漆喰の地に埋め込まれるサイコロ型の小片)が使用されています。この、暗く不明瞭な面を伴った、劇場的で光り輝く素晴らしい感覚は、 ビザンティンアンバーにインスピレーションを与えました。果肉感があり、ローズ調でスパイシー、わずかにグリーン感のあるゼラニウムは、アンバーグリスとスティラックスのドライなミネラル感と対照的になっています。この作品の背景は、官能的なスパイスであるシナモンによって豊かにされた馴染み深いアンバーアコードです。この暖かく光沢のあるアコードは、レザーのような、スモーキーでアニマリックな側面によって濃くなり、強さを与え構成を特徴づけています。

30ml
Extrait de parfum